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HupunHap

2026.06.11 Thu 「 [PR]
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2011.07.14 Thu 「 なんとなく、わるい日。未選択

朝から、なんとなくよくない日だった。
服がキマらなかった。
友達の誘いを断れず、自分の首を絞めた。
なんとなく、なんとなくよくない日だった。


最後にどんと、重い一撃を受けて、真っ暗になった。


放心状態のなかで、ふつふつと怒りを感じた。
久しぶりの感覚だった。

こんな理不尽なことはない。
この間バスの中で考えたことが頭をよぎった。


人はきっと、今なら誰かを殺せるかもしれない。
そういう瞬間を持っていると思う。

そのとき何を持っているかが、その人の運命を分けるだけだ。
たったそれだけの違いだ。

そのとき私は、なにも持っていなかった。
物理的な武器も、他も。


ずんずん時間がたって、それでいろいろ考えた。


自分のことも嫌になった。

なににしても、もちろん、自分の上はいて、
押しつぶされそうになって、押しつぶされて、

もっと、もっと、できるようになりたくて。
もっと、もっと、褒められるようなこと、たくさんしたくて。

でもできない。
いつも、自分は力がなくて。劣っていて。


一番がとれない。


とれない。


出来ると思って、やろうと思って、やってみて、
それなりにはできる。

でもそれがなんなんだろう。
横並びの結果はいらない。


プライドなんかもうズタズタで、砕けた欠片が胸の奥で突き刺さる。


苦しい。




悔しい。




かっこわるい。
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2011.05.25 Wed 「 ゆめ未選択

数日前に、夢を見た。

教室。
先生がいた。
大好きだった先生。

たぶん自分じゃない、誰かが聞いた。

「ねぇ、先生、ほんとに死んじゃうの?」


先生は歯を食いしばってうつむいた。
そこで途切れてしまった。

起きてから、後味の悪さに愕然とする。


あぁ、彼はもういないんだ。
あぁ、あの人ももういないんだ。

このループに入ると抜けられない。



この間、電源が落ちるように意識がなくなった。
貧血でもなく、病院へ行けばいつも通りの答え。

「過労とストレスですね。」

いっそなにか、これは病気だと、言ってほしい。
病名を聞いて、納得して、薬を飲んで、自分を維持していきたい。

なのになにもない。

そんなはずはないんです、こんなに怖くて、こんなに苦しいのに。
どこもおかしくないなんてそんなはずはないんです。

そう言おうとしかけてやめた。
もぅそれが顔に出ていたのか、
それなら心療内科へ行ってくれとでも言わんとする表情で、
少し悲しげな医者の視線を感じたからだった。


結局私は理由もなく、
ほどほどの感覚で知らぬストレスや疲れを感じ、
時には体調を崩し、時にはふらっと意識を失い、
日々をびくびくしながら過ごしていくのだろう。

なにか、ちょうだいよ。
証拠になるもの。

そしたらきっと近いうち、私は会いたい人たちに会いに行けるのに。



ずるいよ。
2011.04.18 Mon 「 恐怖未選択

言葉があふれて、溺れそうで息苦しくてたまらない。


そろそろ将来を考えなくてはいけなくて、
田舎へ帰るのか、
帰るとして、帰って何をするのか。


やっぱり私はメディアと関わっていたいし、
そのために今勉強しているし。

資格をふたつとって、
そのうちHPもつくれるようになって、
でもだからって、それがなんなんだ。

たりない、たりない。


彼とだっていつまでこのまま
ぬるま湯でいちゃついているつもりなのか。

こんなことしてる場合じゃない。

稼げるうちに稼げるものでしっかり貯めて。
時間のあるうちに知識を能力に変えて。

そうやって効率よくやらないと。


頭の中でシュミレーションしてるだけでは、
やってないのと一緒になって、
いつかほんとの悔し涙を流さないといけなくなる。

それは悔しいから。
それでは生きていけないから。

若さはすぐに武器にならなくなる。
そうなったとき、そこにすがりつかずにいられるように、
いいもんねって、かっこよく開き直れるように、
もっともっと、もっともっと、

いま、足りない。そう思わないといけない。
それで動かないといけない。


もはや誰かとの競争なんてレベルの話ではない。



くだらないプライドは今は隠して、
もっとオトナになってから持ち直そう。

今はまだ、似合わない。



2010.12.19 Sun 「 いつまで未選択

感情がゼロになってしまってからしばらく。
ほんとによくわからなくなってきた。

相手のマイナスの感情に共鳴してしまって
苦しくて仕方がなくて
目が痛くて熱くて涙が流れる。


過呼吸もどきの演技は
彼を上手く騙したようで

ただ私も、飲みこまれた。



演技なのか、リアルなのか。


くるしみは変わらない。
肺が痛くて、声にならなかった。


なぜか無性に、自分から彼にぎゅっと抱きつきたくて
ただそれだけのことの理由でもあった。

ぎゅっとして、背中をなでてくれる彼の手が愛おしくて。

ひどく体がだるくて
とんでもない絶望感を感じた。


落ち着いてから、キスをして
助手席の私の席を倒して、彼が上に乗ってくる。

重みを感じて、少し安心する。


いい?と聞かれて、でも首を振る。
たぶん、体さえ綺麗なら頷くんだろう。

きれいなところだけ、見せられたらなんて。



みんなどんな神経で
そんなことできるんだろうと思う。

でも触れられる手からは
確かな欲と愛情を感じて、どうしようもなく心地よかった。


私の体に、声に、いちいち反応して

かわいすぎ。
そんなんやから、離せんくなるんやん。
大事にするからな。
大丈夫やで。
ずっと一緒におるから。

そう言って髪を撫でてくれる。



苦しみが増す。


いいかな。そう思う自分と、
家と、自分の状況と、そんなしがらみを含めた冷静な結論。

この名前で呼ばれてる以上、
私は彼のものにはなれない気がする。


この名前で呼ばれながら、彼のものになったら、
私は本当に、もぅ戻ってこられなくなる。


もぅ、消えた方がいいかな。



クリスマスは、きれいなままで。
彼には、また新しい一年がプレゼントされる。

2010.11.29 Mon 「 イエローカード未選択

ひどい頭痛だった。
CTをとって診察室に向かう時、
考えたのは真逆のふたつ。


なにか、病を持てればいいのに。と、怖い。


結局なにもなくて
原因もわからなくて
どこにも向かえないベクトルが
窮屈そうに頭に引っかかった。


それから数週間
無意識についたかすり傷。
薄く、血がにじむ。

この上ない安心感だった。

絆創膏をはって、ふぅっと息をつく。


一週間後
指先に当てたのはカッターナイフだった。
薄く切って浮かぶのは赤と安堵。


それからまた数週間。
右手にふいにできた痣。

なまぐさい赤色。
ぐっとキレの悪い紫色。


底知れぬ安心感と
傷が消えてしまうことへの恐怖感。

気がついた時には自分から
テーブルの角に手首を打ち付けた。


少し腫れて、赤が強くなった。
深く息を吐く。


これ以上いくと、きっと次に刃先が向かうのは
間違いなく血液の溢れるトコロ。

この赤の異様な美しさに
これ以上、これ以上、深入りしてのめりこんではいけない。

だけど動いてしまう。


傷があるから痛い。
そんな当たり前で、「見える」事実が、
欲しくて欲しくてたまらない。


傷が見えなければ、見える傷でなければ、誰も気づいてはくれないでしょう?



もうすぐ、
私が私を、殺してしまうかもしれない。
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