HupunHap

2011.11.16 Wed 「 嬉し泣き未選択

あぁ、自分の本当の夢はこれなんだって。
本当にやりたいことって、やっぱりこれだったんだって。

わかった。

知らせを聞いて、嬉しくて、嬉しくて。
諦めていたから。

もうね、今で十分、心が躍る。

叶わないと、どうしようもないんだと、諦めきっていたことが、
目の前にスカッと晴れ渡って、光がさした。

同時に、
今までどれだけの光を、見逃してきたのだろうと恐ろしくなった。


これからは、逃さない。

負けたくないから。
まだ、悔し泣きはしたくないから。

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2011.10.11 Tue 「 墓場未選択

私には未来がある。
希望は、まだない。


なんで私だけ?って、思うよ。

昔あの人が言ってたな。
「なんで、気付いちゃうんだ。鈍感なままなら、苦しまずに済むのに。」

その通りで、私はいらぬところばかりに気がまわり、
妙な洞察力とでもいおうか、
それがいつだって私を覚まして、私を落ち込ませる。


なんでかな、
今までは、離れなきゃいけないなんてわかってるから、今、大切にしよう。
そうやって思えていたのに。

欲深いものなのね。
自分にもまだ、欲はあったのね。

離れることを、いつか会えなくなることを想ったら、喉の奥が詰まってくるんだ。


彼の体温で、私は生きているから。
二回目の冬も、全然怖くはないから。
彼が笑って私の手、温めてくれるから。


私は、彼のことを、どれだけ幸せにできているだろうか。

きっと同じ分だけ、苦しみも与えているけれど、
それでも彼は私を強く、だれよりも強く、抱きしめてくれる。


芯まで届く温度。

墓場まで、持っていく。
冷ますことなんて、しないわ。

ちゃんと、ずっと、忘れない。


忘れたりなんかしない。
2011.10.04 Tue 「 kinmokusei未選択

金木犀が、香る。

そんな季節になったとたん、
なぜだかそわそわと、心が騒ぐ。

なぜだろう、
心もとなくて寂しくて、涙もろくなる。

寒くなったせいかな、あ、そういえば。


過去をたどる。
そこには彼がいた。

今はもういない彼がいた。


そうか、この香りは、あの人を運んできてくれる。
電話をとって廊下で泣き崩れた私を、まざまざと見せつけて。

あの校舎の、あの部屋の、あの距離の、あの声とあの言葉と、あの眼差しを、
つれてくる。涙を誘う。

ねぇ、まだ、泣けるんだ。
こんなにも新鮮に流れるんだ。


会いたいなあ。

この香りは、絶対に毎年、とぎれることはないから、
だから毎年、毎年、これから先ずっと毎年、この香りで思い出す。

悔しいな。
今のあたしを、見てほしいのに。


ねぇ、わかってるなら教えてね。
私はいつまで、生きられる?
いつになったらそっちへ行ける?

障害者は、
日常生活を送るだけで、
必死で頑張って生きてるなって、思ってもらえる。

お年寄りは、
生きてる、ただそれだけで、
経験豊富で尊敬すべき存在と認識される。

じゃあ私は?

若いから、元気で、
悩み事は、ただの恋煩いで、
そんなふうにしか、思われてないでしょう?


病名のない病をかかえて、
人知れず涙流して、
自分守るために必死に笑って、

そんな私を、あの時助けてくれたのはあなたです。


ひねくれて、あけたピアスの穴、
見て怒ってくれたのはあなただけです。

いなくなったあたしを、
ずっと探して、そして見つけてくれたのもあなたです。

何時間も、話をして、
最後に笑ってくれたのは、あなたでした。



ありがとう。

いつかまた、しっかりお礼を伝えに行くから、待っててね。
寒くなってきたから、あたたかくしていてね。
2011.08.26 Fri 「 感染未選択
あのまちに、未来はない。


閉鎖的で、向上心がなく、宗教的感覚の浸透と、色あせて廃れた店。
外のものとの関わり、新しいものへの挑戦、そんなものをすべて排除して、
付け焼刃な笑顔で宣伝コミュニケーション。

狂ってる。


墓場が口をあけて待っている。
わたしを、待っている。

私しか、いない。


介護、土地の引き継ぎ、後継ぎ、その他もろもろ。


田舎育ちでよかった
そう思うことは多々ある。

あの駅、あの道、あの川、あの人、あの家…


だけど、
田舎へ帰りたい、それだけは、どうしても思えないよ。
だって、
じゃあ私はなんのためにここに来て、なんのために人と出会って、なんのために・・・


好きな人とも離れて、
好きなことも諦めて、

用意されたテンプレートに乗っかって、
それで一生をへらへらと体裁気にして過ごすの?

あのまちに、埋もれていくの?

私が何したって言うんだろう。
くるしいよ。
2011.07.14 Thu 「 なんとなく、わるい日。未選択

朝から、なんとなくよくない日だった。
服がキマらなかった。
友達の誘いを断れず、自分の首を絞めた。
なんとなく、なんとなくよくない日だった。


最後にどんと、重い一撃を受けて、真っ暗になった。


放心状態のなかで、ふつふつと怒りを感じた。
久しぶりの感覚だった。

こんな理不尽なことはない。
この間バスの中で考えたことが頭をよぎった。


人はきっと、今なら誰かを殺せるかもしれない。
そういう瞬間を持っていると思う。

そのとき何を持っているかが、その人の運命を分けるだけだ。
たったそれだけの違いだ。

そのとき私は、なにも持っていなかった。
物理的な武器も、他も。


ずんずん時間がたって、それでいろいろ考えた。


自分のことも嫌になった。

なににしても、もちろん、自分の上はいて、
押しつぶされそうになって、押しつぶされて、

もっと、もっと、できるようになりたくて。
もっと、もっと、褒められるようなこと、たくさんしたくて。

でもできない。
いつも、自分は力がなくて。劣っていて。


一番がとれない。


とれない。


出来ると思って、やろうと思って、やってみて、
それなりにはできる。

でもそれがなんなんだろう。
横並びの結果はいらない。


プライドなんかもうズタズタで、砕けた欠片が胸の奥で突き刺さる。


苦しい。




悔しい。




かっこわるい。
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