いつからだろう。
家の中で、声を発することに、
いちいち時間がかかるようになった。
どこを見れば良いのかわからなくなって
焦点が定まらない、浮遊した視線を持つようになった。
いつからだろう。
無表情のまま
「泣く」という行為よりもむしろ、「流す」ような
そんな涙のし方を覚えた。
なぜだろう。
本当はわかってる。
どうしても、許せない。
お父さん、お母さん、なんて ムシズガハシル。
自分らのエゴで、勝手に周り振り回して
空気乱して、秩序を亡き者にして
そうして少し時間が経てば、すっかり元通り。の、ふり。
少し時間が経てば、破ったことを許せるような
そんな陳腐なもん、約束なんて呼ばねぇよ。
そんでその、そんなに安い「約束」と名付けられた物を
それさえも守れなかったおまえの弱さってどんだけなんだよ。
そんな、尊敬も尊重もしようのないあんたらと
いつまで一緒に いればいいんだよ
どんだけ欲求 底なしにあるんだって
バカじゃないの。
11月6日
あたしの耳には2つ 穴が空いて
それを見た奴らはきっと 激怒するだろう。
いや、それとも、自分が悪いの…なんて
浸って泣いて見せたりするんだろうか。
でもそんなの 気持ち悪いだけ。
とにかく一刻も早く、この体に穴開けて
運命変えてみたいだけ。
陳腐だけど、奴らのよりは数倍マシでしょ?
ナイフで手首切って、壊れたみたいに嗤うか
ピアスあけて ふざけてみせるか
どっちかのうち、選んでやってんだよ。
かわいいもんでしょ?
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