あのまちに、未来はない。
閉鎖的で、向上心がなく、宗教的感覚の浸透と、色あせて廃れた店。
外のものとの関わり、新しいものへの挑戦、そんなものをすべて排除して、
付け焼刃な笑顔で宣伝コミュニケーション。
狂ってる。
墓場が口をあけて待っている。
わたしを、待っている。
私しか、いない。
介護、土地の引き継ぎ、後継ぎ、その他もろもろ。
田舎育ちでよかった
そう思うことは多々ある。
あの駅、あの道、あの川、あの人、あの家…
だけど、
田舎へ帰りたい、それだけは、どうしても思えないよ。
だって、
じゃあ私はなんのためにここに来て、なんのために人と出会って、なんのために・・・
好きな人とも離れて、
好きなことも諦めて、
用意されたテンプレートに乗っかって、
それで一生をへらへらと体裁気にして過ごすの?
あのまちに、埋もれていくの?
私が何したって言うんだろう。
くるしいよ。
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